日時 : 令和5年11月11日(土) 13:30-15:30
今年度のテーマは「災害に備えよう」です。
今年度の開催は、令和5年1月に中村区松原町へ移設された新中村区役所5階の講堂をお借りして開催する運びとなりました。
11月11日は介護の日(介護について理解と認識を深め、介護従事者、介護サービス利用者及び介護家族を支援するとともに、
利用者、家族、介護従事者、それらを取り巻く地域社会における支え合いや交流を促進する観点から、高齢者や障害者等に対する介護に関し、国民への啓発を重点的に実施するための日”として、「11月11日」を「介護の日」と決めました。)
※ 平成20年7月27日の「福祉人材フォーラム」において、厚生労働大臣より発表しました。
毎年、この時期に中村区医師会様、中村区歯科医師会様、中村区薬剤師会様、中村区役所様、中村区保健センター様、中村区北部・南部いきいき支援センター様の御協力を得て、市民の方を招き、公開セミナーを実施させていただいております。
開会挨拶として名古屋市中村区医師会 会長 谷能之先生、中村区保健福祉センター 福祉部長 浅井令史様をお招きし、開会のご拶を頂戴いたしました。
第一部は座長として中村区医師会 副会長 飯田昌幸先生、講師として、日本赤十字社愛知医療センター名古屋第一病院 一般・消化器外科第三部長 吉岡裕一郎先生をお迎えして「災害と医療救護活動~中村日赤のとりくみ~」についてお話をいただきました。
皆様もご存じの通り、日本赤十字社は、全国で91の病院を運営しています。各地域の中核医療機関として地域医療に貢献し、救急医療、がん診療、生活習慣病の予防や介護の支援、災害時における国内外への医療チーム派遣などを迅速に行っています。
このような活動を行ってくれている病院が地域にあるのは、とても心強いですね。
第二部は、中村区役所区政部総務課 主査の田中宏宗様に「ハザードマップを読み解く~ハザードを知り避難行動を考える~」
というお話をいただきました。
海からは距離のある中村区ですが、大きな川が隣接している地域もあり、浸水(水没)する地域も多いようです。
意外と平坦に感じる中村区内でも大きな差があることがうかがえました。
セミナー冒頭の谷先生含め、なかなか難しいことですが皆様が「備えることが大事」というお話でした。
会場入り口付近では今回初の試みで、中村いきいき展覧会、授産商品の販売コーナー、AED講習会が行われました。
本日は、ご多忙の中にもかかわらずご参加いただき関係者一同お礼申し上げます。